昨年もそうだが、このところ
シーバス(スズキ)
を釣っていない。
釣り味で言えば青物は引きも強烈で数も釣れて楽しいが、
どうも家での評判が宜しくない。
以前はおかっぱりでもシーバスをよく狙いに行ったものだ。
タックルの中身を見るとルアーでも
ペンシルベイトが少ないのは気付いていたが、釣りの機会が無いので放置していた。
しかし、急にシーバスが釣りたくなり、
ペンシルベイトを作ることにした。
厚さ8mmの材にペンシルベイトの外形を描く
ペンシルの長さに切断後両面テープで2枚の板を貼り付け厚さ16mmにする。
糸鋸で罫書きに沿って切断する。
切り出しナイフとサンドペーパーで魚の形に成型する。
一旦両面テープで貼り付けた材を剥がし、鉛のウェイトを入れる穴を彫る。
0.9mmのステンレス線でアイを作る。
要するに、この針金と鉛の球を中に入れ接着剤で二枚の板を再び貼り合せるのだ。
「こいつが結構厄介な作業だ。」
ここまでくると何となく魚のイメージが見えてくる。
ただ、このルアーが上手く泳ぐか否かは、成型と中に入れたウェイトにかかってくる。
接着剤で板を貼り付けた後は
運を天に任すしかない。
さて、次の工程は、まずセルロースセメントで一旦コーティング(ディッピング)をして材を強化する。
いよいよアルミテープを使って外観を整える作業に入る。
アルミテープをボディーに皺を作らぬ様に貼り付ける。
これから先は、作業に集中していたために写真をを撮るのを忘れた。
従って2014年のルアー制作時の写真で説明。
エアーブラシでペインティングを施しながら、作業を進めていく。
その間には、何度もディッピングを行い、ルアーの強度を上げていく。
写真は、ペインティングの為に作った衣装ケースを使った塗装ブースである。
これが無いと部屋の中はシンナーで充満して、小生が天国に召される。
かくして、数本のペンシルベイトが完成する。
今回は、どれもイワシをイメージして作ったのだが。。
魚はこれをイワシと観てくれるだろうか?
要は、喰いついてくれれば良いのだが。。(^_-)-☆
4本ほど
友禅仕様に仕上げた。
勿論こんな魚は実在しない。
まあお遊びだが、これでも喰ってくれれば至高の喜びだが。。。
さて、シーバスよ!待ってておくれ。。。。