パリとバスクへ旅行 その2

ヨシキ

2019年10月27日 16:25

再びシャルルドゴール空港に向かう。やはりタクシー料金は50€と値打ちだ。
と言うのも、夕食の為にパリで2度往復でタクシーを利用したが、一方通行が多いのか、距離は歩いて15〜16分の場所だが、料金がまちまちで
安い時は15€で高い時は30€ほど支払った。それと比べるとこの空港までの料金は格安だ!
飛行時間は1時間半でビルバオ空港に到着する。
当日は、ビルバオ空港からサンセバスチャンまでバスで移動する計画を立てていた。
先ず、空港でバスターミナルを探すことからスタートだが、空港の係員のおばちゃんがとても親切で、簡単に見つけることが出来た。
ただ、ターミナルに着いた時に運悪くバスが出たばかりで1時間は待つ必要が出てきた。丁度バスのチケットを自販機で買うのだが、スペイン語記述で、買うのに手こずっていた。そこに親切なお兄ちゃんが「ビルバオのバスターミナルに行くとここよりバスの本数が多くてサンセバスチャンに直ぐに行けるから一緒についてきな?」と言う事で、彼と一緒にビルバオバスターミナルに向かいました。
そして、再び自販機で切符を買おうとしたら残念ながらすぐに出発するバスの席は売り切れで、結局1時間半待つことになってしまった。
親切に教えてくれたお兄ちゃんは、平身低頭謝ってくれたが、彼の責任でもなく少し急いだ自分の判断が間違っていたのだ。
果たして、その次のバスの切符を買い待つ訳だが、そのバスターミナルには数社のバスが入り乱れどのバスを何処で待つのかが判らない。
他の旅行者や地元の人間さえもころころ変わる発車場所に混乱している状況であった。ようやく発車15分前になってどこのホームからバスが出ると判明して、乗ることが出来た。
急いでいたのには、3時半にサンセバスチャンの隣のオンダリビアと言う街のレストランを3時半に予約を入れていたことが理由である。
1時間20分のバスの旅を終え、サンセバスチャンに到着、そこからタクシーで Lasala Hotelに1年ぶりに到着。 まだチェックイン前の時刻だが前回と同様に部屋を用意してあり、荷物を置いてオンダリビア行のバス停に急いだ。




約30分のバス移動でオンダリビアに到着。そのバス停から約15分歩いたところに目指すレストランが有った。
arroka berri当日は、1時半から4時までの営業で3時半は滑り込みの時刻だ。


店内は、広いが全てのテーブルがお客で埋まっており、盛況な様子が伺える。
メニューはコース料理は無く全てアラカルトで選ぶ。




大きなカレイの塩焼きの様な料理が名物のようだが、自分の釣った魚以外は遠慮して、ロブスターのサラダ、焼きアサリ、サーロインステーキを注文した。
ロブスターはプリプリで甘く調理してあり、ドレッシングも控えめな味で素材を引き出している。
サーロインステーキは脂をそぎ落とし焼き方も素晴らしくヒレ肉のステーキかと思わせる柔らかさ、そしてステーキの上に乗っているフォアグラは上品に焼き上げてあるが兎に角ボリュームが有った。




サンセバスチャンは昨年も12月に来たが、あまりにも好印象でもう一度来たいという衝動で同じホテル同じレストランで食事をした。
当時の写真を見せて、来た理由を話すととても喜んでくれてこちらも嬉しくなった。


家内のお気に入りのブティック auka に立ち寄ればタダでは帰れないことは明確だ。AL LIMITE と言う画廊を見つけ抽象画を記念に買った。
もうサンセバスチャンにはこれが最後と思うが、実にコンパクトでお洒落な街だ。
さて2泊3日のサンセバスチャンを後にして今回の最終目的地BILBAOに向かう。行に来たようにバスで向かうのだが、今回は迷わないスムースにビルバオに到着。ホテルでチャックインを済ませ、街に出る。街と言ってもサンセバスチャンとは同じバスク地方でも異なり大都市である。しかし、街は整備され芸術的な匂いがする。メインはグッゲンハイム美術館だ。








下手な文章は不要だ。
芝生の線路にトラム(路面電車)が走り、広い歩道に、自転車専用道路、車は極々控え目だ。
人の数も疎らで、川岸のベンチには老夫婦のカップルが日光浴をしているとても長閑な街だ。














グッゲンハイム美術館の近くにBilbao美術館があったので、入ってみた。










レストランはイベリコ豚専門店のOdoloste Restaurante に予約をした。










豚肉の脂っこさは全くなく柔らかくソースも素晴らしい。そして30€のコスパだ。


橋を渡って旧市街地にBARはある。サンセバスチャン程ではないが、料理も陳列の仕方もまさにバスクだ。







たっぷり2日間このビルバオの街を堪能した。






全て自分でセットアップしたが、特別にトラブルもなく無事に旅行を終えることが出来た。
初めから終わりまで、食べ尽くしの旅はこれにて終了。









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